こんにちは、今日はSNSを使った集客事例についてお話します。

呉服は最近少しずつですが、若い人にも見直されてきています。
集客方法を見直す事で、成功した事例をご紹介いたします。

ある呉服店の30代の3代目が集客に悩んでいました。
現状はお得意様だけでも何とか商売としてはやって行けますが、10年20年先を考えた時に、今のお得意様では事業として成り立たないからです。

今のお得意様は高齢の方ばかりで、これから長い期間の顧客にはなっていただけません。
若い自分と同じ世代のお客様を開拓しない限り、自分の代でお店が無くっなってしまいます。

今の和装は生地にもよりますが、比較的安く買える事が出来るので、若い人たちでも購入は可能です。

チラシやホームページなどを使って、集客をしていますが反応はいまひとつ。
大手のショッピングサイトにお店も出しましたが、それも反応はあまり良くありません。

どうしたら、若人達に着物を着てもらえるのか、悩んでいました。

問題点は着物に関する知識不足。

集客方法の前に、何故着物が売れないのでしょうか?
代表的な原因は、金額が高い・着る機会が無い。そして最大の障害が、お店に入りづらい事です。
この3つの理由が着物に対する一般的なイメージです。

金額が高いと言うイメージは誰しもが持っていますが、実際にはそれほど高くはありません。
特に男性用の和装は最初に購入すべきセット(着物・襦袢・帯・足袋・草履)を全て揃えても、スーツの様な既成サイズモノであれば数万円で購入が可能です。
女性の着物でも、男性と同様に規制サイズモノで、振袖の様な派手でない、江戸小紋の様なシンプルな着物はこれも数万円で揃える事が出来ます。

着る機会が無い。これは普段から着なれる事で問題は解消します。
最初の着つけの勉強はある程度必要ですが、最近の着ものはマジックテープなどを使用しているので、比較的簡単に着る事が出来ます。

お店に入りづらいと言うのは、着物に関する知識が無い事が一番の要因で、知らないお店に入らいない事と同じです。
着物に関する知識が無ければ、お店に行っても話が出来ないので、何を聞いたらいいのかすらわかりません。
それと、お店の雰囲気として、ブランドショップや高級ジュエリーと同様に、高いお店と言うイメージがあるので、このイメージがある意味において最大の要因になります。

ではどうすれば、これらの問題を解決できるようになるのでしょうか?

私達は、お店に入りづらいと言う問題を解決すれば、全ての問題が解決するだろうとご提案しました。
しかし、入りづらいお店を入りやすくする必要はありません。お店を変えずにお客様を呼び込む方法をご提案致しました。

SNSを使ってイベントを企画する。

この方はSNS(Facebook)を個人的にやっていましたので、SNSを使った集客をご提案させて頂きました。
単にSNSを使って着物を宣伝しても上手く行かないので、SNSを使ってイベントを立ち上げ、まずはお店に来てもらう事にしました。

そのイベントは、着物の体験会です。
イベントの内容は、着物の着付けと撮影会。その後懇親会を開いて、みなさんに色々な質問をしてもらうと言ういものです。
参加費用も数千円(懇親会費)にして、まずは着物を実際に着てもらい、着物に関する知識を持ってもらう事が目的です。(着付け・撮影会は無料)
場所は、休日の店舗を利用して行います。

初回は、それほど多くの人は集まりませんでした。しかし、このイベントを月一回の定例イベントとして、SNSだけでなく、ホームページや店頭などで継続的に告知した結果、今では多くの人が集まるようになりました。
また、イベントの常連の方も生まれて、そうした人達がSNS上でイベントの拡散を行ってくれます。

SNSは短時間で多くの人に情報を伝えるツールとして非常に優れています。
今回の様なイベントの告知などには非常に有効なツールです。

イベントに限らず、お客様が同じSNS上にいるのであれば、そのお客様と友達になる事で、こちら側(店舗)からの情報を素早く送る事が出来るので、これからの集客方法でSNSを外す事は出来ません。

興味はあったけど、機会が無い。
であれば、機会を提供すれば良い。

着物に限ったお話ではありません。
普段目にするけど。あまり関わりが無い商品と言うものは、私達の身の周りにたくさんあります。
そうした商品やサービスは、まず体験や実際に手に取る機会を作る事が重要です。しかし、大きなイベント(●●祭りなど)にブースなどを出店しても、その場で終わってしまいます。
今回のイベントの一番重要な部分は最後の懇親会です。
この懇親会が無ければ、タダの着付け教室と同じで、その後に繋げる事は難しいでしょう。

このイベントは、店舗に来店してもらう事で、敷居が高いと思われていた店舗へ、足を運びやすくする目的と、懇親会でお客様の声を直接聞く事にあります。
お客様の意見を取り入れて、新しい商品の開発や、次回のイベントに生かして、より良いモノを作り、それを提供して行く事が、新たなお客様を呼びます。

御社にあった集客スタイルが必ずあるはずです。
私達はその集客方法を見つけ出して、適切なアドバイスをしたいと思っております。
ご相談は無料ですので、現状の問題をご相談ください。
一緒に問題を解決しましょう。

飲食店でのSNS集客事例はこちら

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