インバウンドマーケティングは、従来のメディア等の広告出稿やE-mailと いった、不特定多数の人に配信する「アウトバウンドマーケティング」と違い、ユーザーに有益なコンテンツを提供し、検索エンジンやソーシャルメディアでそ れを見つけてもらうことで、コンテンツに興味があるユーザーとの関係性を高め、顧客化していくことです。

アウトバウンドマーケティング・・・従来のメディア等の広告出稿・展示会など、こちらからのアクションで見込み客を作っていく
インバウンドマーケティング・・・ユーザーに有益なコンテンツを作り、情報発信を適切に行うことにより見込み客を作っていく

専門性の高いコンテンツを配信することでターゲットとなるユーザーが、ホームページに 何度も訪問したくなる仕組みを作ることができます。また、既存のユーザーがホームページを再訪問し続けてくれるだけでなく、新しいユーザーの獲得にもつながりま す。(いいねやシェアしてもらうことにより、その先の友達にも見つけてもらいます。)

インバウンドマーケティングが注目されている背景には、消費者や企業の購買行動に変化が生じたことが主要因だと考えられています。

①消費者が企業の一方的な広告に飽きているので、商品のみをアピールしても振り向いてもらえない。
単なる商品(広告)情報ではなく、本当に消費者が必要としている情報、楽しんでくれるコンテンツで惹きつける必要があります。

②多くの消費者は商品を購入する前にインターネットで情報収集する行動が定着した。
広告を見てすぐ飛びつく人はいません。色々な情報を集めて納得してようやく購入に至るのです。
ソーシャルメディアなどを使い消費者とコミュニケーションを行い、商品に親しんでもらう必要があります。そのためには消費者がわざわざホームページに訪問してくれるような有益なコンテンツが必要です。

③ソーシャルメディアが普及し、個人の発する情報の伝播力が飛躍的に高まった。
ユーザーに価値があると判断されたコンテンツは口コミで多くの人に伝わります

リスティング広告やSEO対策などの短期戦略と違い、
インバウンドマーケティングでの運用は長期的に考える必要があります。
有益な情報を提供し続ける事でホームページの価値を高め、ファンを作り、コミュニケーションを取り続けることができます。それには長期的かつ地道な取り組みが不可欠です。

]]>