今回はエアコン業者のお話です。
エアコンと言えば、家庭用のエアコンを思い出すでしょうが、オフィスなどの業務用エアコンも当然あります。
この業界も多くの企業があり、大手から中小企業まで様々な会社があります。

家庭用のエアコンは全国で90%の普及率(2013年)でほぼ全てに近い家庭にエアコンがある事になります。(残りの10%は北海道などの寒冷地)
オフィスに至ってはほぼ100%に近い普及率です。
これだけのエアコンがあるのですから、エアコンに関する会社が多い事もうなづけます。

このエアコン業界でどのように集客すれば、多くの顧客を得る事が出来るか。
様々な方法で集客を試みました。

トライ&エラーが集客方法を学ぶ最良の手法

まずはチラシとホームページの連動を考えて、チラシにはお客様が気になるようなキャッチコピーと内容を盛り込んで作り、ホームページのURLとQRコードも記載しました。

チラシの配布方法は新聞販売所への委託で新聞への折り込み広告として、結果を待ちます。

結果はホームページへのアクセスは多少上がりましたが、申し込みまでには至らない状態でした。
チラシの内容については、それほど悪くないモノでしたが、反応が今ひとつだった原因を考えます。

チラシの内容を絞り込み、広い顧客を狙うのではなく、逆にピンポイントで絞り込んだ内容に変更しました。
具体的には、エアコンの購入から5年以上経った顧客に対して、古いエアコンは無駄な電力を消費しています。
と言った内容です。

ホームページの方も少し内容を変えて、チラシの内容に書ききれない話をホームページ上に新たに追加しました。
チラシには、追加したホームページのURLを記入して、再度折り込みチラシとして配布しました。

結果は数件の問い合わせがあり、最初の時と比べてホームページへのアクセスも増えました。
しかしそれでもまだ、多いアクセスとは言えません。

そこで次はホームページそのものへのテコ入れをします。
それまでブログをやっていなかった会社のホームページへビジネスブログを追加して、出来るだけブログを更新してもらいます。
書く内容は、エアコンに関する豆知識や施工事例など。特に施工事例に関しては、交換前の古いエアコンと新しいエアコンの消費電力を比べた内容を書いてもらい、実際にどのくらい消費電力が減ったのかを明記してもらいました。
またエアコンの掃除方法や使っていない時の簡単なメンテナンスなども書いてもらいます。

ブログの方はすぐに結果が現れにくいのですが、少しずつでも書きためる事で、特定の検索キーワードで上位になるように指導しながら継続して投稿させました。

チラシも内容はそのままにして、ホームページへのURLとブログのURL両方を掲載し、今度は配布方法を変えました。
新聞の折り込みでは新聞を読んでいる家庭にしか届かないので、地域を選んだポスティングに変更しました。

その結果、前回よりも多くの問い合わせがあり、ホームページへのアクセスもさらに上がりました。
ブログを始めて、数か月が経つとGoogleからの検索結果から、ブログに来る人が増えて、そこからの問い合わせも少しづつではありますが増えて行きました。

このように、集客は地道なトライ&エラーを繰り返しなら、常に改善を行って定期的に集客を繰り返します。

最初から上手く行く集客はありません。毎回必ず改善点があるはずですので、その改善点を洗い出し、修正しながら次への集客につなげる事が重要です。この繰り返しを途中で止めてしまっては、元も子もありません。根気強く継続する事で成功に近づいて行きます。

私達はこうした問題点を洗い出し、次の集客方法を模索して、お客様にご提案しています。
集客でお困りであれば、無料のご相談フォームからご連絡ください。
御社にあった集客方法をご提案させていただきます。